そばの秘密
ひざの痛みにそば!? |
そばに非常に多く含まれる「ルチン」
、ルチンの効能は非常に多く知られています。(出典:ウィキペディア「ルチン」より) ・変形性関節症に対する有効性、40歳代からのつらいひざの痛みに効果があると言われているルチン。 ・血流改善効果(抗酸化作用で活性酵素を分解し、毛細血管の強化(冷え性)、高血圧防止や血栓防止・アンチエイジング効果など) ・抗炎症効果、花粉症による炎症の抑制効果があります。 |
良質な
|
そばにはアミノ酸スコアが高い必須アミノ酸が豊富な良質なタンパク質が精白米の約2倍含まれています。そのたんぱく質は血中の総コレステロール低下作用や肥満抑制作用等の効果が確認されています。そばに含まれるレジスタントプロテインが糞中への中性ステロールの排泄を促進させ,コレステロール低下作用に寄与していることが考えられています。 |
蕎麦(そば)で
|
食べ物にはカロリーの他にGI(グリセミック・インデックス)値という数値があります。。GI値は、その食品が体内で糖に変わり、血糖値が上昇するスピードを計ったもので、体は血糖値が急激に上がると、インシュリンを大量に分泌して血糖値を下げようとします。GI値が低いほど血糖値の上昇が遅い=インシュリンの分泌が低く抑えられるという図式になるのです。 単純にいえば、これまで食べていたGI値の高い食品を低い食品に代えるだけで、太りにくくなり、さらにグルカゴンが働いて痩せるということに。GI値が高いのはおもに炭水化物、つまり主食。さらに野菜や果物など、GI値が高い食品を避けるだけで、ダイエットが可能なのです。 そこで蕎麦(そば)の登場です。蕎麦(そば)はGI値が低く、ダイエットに適した食品であるという科学的根拠に基づいた結果があるのです。
|
消化が良い |
蕎麦(そば)を食べるとすぐお腹が空く・・・こんな経験はありませんか? |
ビタミンBが豊富 |
ビタミンBは脂質の分解を促してエネルギーに変えるのに重要な働きをします。細胞膜にできた過酸化脂質を分解して、動脈硬化や心臓病を防ぎます。不足すると、口内炎や口角炎など口の中や周りに症状が現れたり、ニキビや眼精疲労など、鼻や目の周辺に症状が現れます。そばにはビタミンB1(疲労回復ビタミン)・B2(成長・発育を促す)は米(精白米)の約4倍も含まれています。 蕎麦(そば)を食べれば病気も防げる!? |
やまがたのそば粉 |
山形のそばの作付け面積は全国2位(2010年)です。山形の「でわかおり」は白めの粉で甘味のあるのが特徴です。最上早生(もがみわせ)も美味しいです。 |
引越し蕎麦
|
最近でこそ少なくなりましたが、引越ししたら近所に蕎麦(そば)を配るという風習が日本にはあります。これは「蕎麦(そば)のように細く末永く、良いお付き合いをしてください」という意味で江戸時代あたりから始まったらしいです。 |
江戸時代からそば |
蕎麦店が江戸に誕生してから時間をおかず、蕎麦に関する技術が山形に伝わって定着し、常食されるようになりました。松尾芭蕉の「曾良旅日記」に羽黒山で蕎麦を食べた記述があります。(蕎麦wikiより) |
そばのことわざ |
|
そば屋の起源 |
江戸時代後期に書かれた2種の書物『三省録』・『近世風俗志』にて、1664年(寛文4年)に「慳貪(けんどん)蕎麦切」の店が現れたとの記述がある。1686年に江戸幕府より出された禁令の対象に「うどんや蕎麦切りなどの火を持ち歩く商売」という意味の記載があり、この頃にはすでに持ち歩き屋台形式の蕎麦屋が存在したことが推測できる。これらの屋台形式の蕎麦屋は、時代や業態によって二八蕎麦・夜鷹蕎麦・風鈴蕎麦などとも呼ばれた。当初は、現在のファーストフードのような小腹を満たす食事であり、その後も軽食といった位置づけが完全に抜けることはないままに推移している。この屋台蕎麦屋の伝統は姿を変えて、現在の立ち食い蕎麦にまで続いていると捉えることも出来る。店を構えた蕎麦屋が増えるのは1700年代後半のことと考えられている。 |
年越し蕎麦
|
大晦日に蕎麦(そば)を食べる風習には色んな説がありますが、その中のひとつをご紹介したいと思います。
”そばのように細く長く生きて寿命を全うし、家運も末永く続くように”との願いから、そばを食べるようになった、つまり一年の締めくくりに縁起を担いで蕎麦(そば)を食べるというもの。 ・・・色んな説がありますが、大晦日に紅白を見ながらの年越し蕎麦(そば)。最高ですよね。 |